聚光
“価値の再編“のために
「時間」「環境」「cross‐culture」をテーマに進めている
「古民家プロジェクト」の第三弾。
このプロジェクトでは福島県の海側の都市 いわき市に建つ
築120年を数える古民家のリデュースに取り組んだ。
失われつつある地域特有の建築様式、
文化、技術などを今に伝える古民家の本来の価値を取り戻す事。
そこに現代のライフスタイルに適応した住宅としての機能を
添付する事で価値の再編を行った。
トップライトから屋内に過去と現在をつなぐ光を導き、
メーカー と開発した断熱材を使用することで
環境型の建築へと変化させる。
サイディングに覆われた外観を耐久性に優れた素材を使い
以前の姿へと蘇らせ、失われていた 当時の形態を現代に残すことにより、文化の継承を担う。
3つの意味を併せ持つこの建築には
従来とは違う新しい価値が構築されている。
photo by Toshihiro Sobajima
